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20年以上喪女として生きてきた私ですが、昨年までの一年半は会社と掛け持ちでガールズバーに勤めていました。
喪女であると同時に男性恐怖症でもあり、まともに男性と話した経験もない私が何故ガールズバーに入ったかと言うと「異性と話す練習」をする効率の良い場所だったからです。
その魅力を伝えるべく、男性経験のない方向けにガールズバーをおすすめする記事をお送りします。
結論から言うと、ガールズバーでの経験もあり、脱喪できました。
だいぶ端折りましたが、喪女脱出にかなり影響したのは間違いないので、、笑
彼氏いない歴イコール年齢で悩む方や、何故モテないのかと悩む方に向けてガールズバーという選択肢もあることをお伝えできれば幸いです!
1.なぜガールズバーを選んだのか
喪女という状況下で、何故男性を相手に接客する夜職・ガールズバーを選んだのか。
その理由を、4点具体的に挙げていきます。
①男性と話せない自分がコンプレックスだった
前述のように、私は生まれてこの方まともに男性と話したことがありませんでした。
話せて業務連絡、業務連絡でも愛想はない、そんな中で恋愛に発展する訳もない。
それでも周りの友人はどんどん恋愛をして彼氏を作って、結婚・出産までする人も増えていきました。
このままじゃいけない、と感じ考えた末に思いついたことは「今の『まともに会話も弾まない自分』を受け入れてくれる男性と出会う」のではなく
「出会いに備えて男性とのコミュニケーションができる自分に変わる」ということでした。
地方から出てきたばかりで都内には同じ境遇の友人がおらず、相席屋や相席ラウンジを選べなかったこともあり、職業として男性と関わることを選択した次第です。
②時間が有り余っていた
都内に部屋を借りるまでは、地方から往復5時間かけて都内に通勤していました。
が、都内に部屋を借りたことで、職場から家の距離が往復2時間まで短縮されました。
この浮いた3時間を、有効活用したいという気持ちがありました。
1〜2時間のシフトでも雇ってくれるガールズバーは意外とあります!
③お金が欲しかった
大卒でも大企業勤めでもない+奨学金を借りているので、正直お金にはかなり困ってました。笑
相席屋では腹を満たせますが、ガールズバーでは実際にキャストとして働くことになるので財布が潤います。笑笑
1時間1500円〜1800円程度が相場になるので、3時間働けば5000円くらいになるのは魅力的すぎました。
④カウンター越しの接客だった
これはかなり大きいです。
例えばキャバクラの場合、お客さんの横について接客する必要があり、体を触られる可能性があります。
(実際は禁止されているかと思いますが、好きでもない男性に触られるのにはかなり抵抗がありました)
ラウンジやクラブも同様にそれらの可能性があったことから、カウンター越しのみで接客を行うガールズバーを選びました。
まとめ
ガールズバーには過剰に接待する必要がなく、等身大で気軽に働けるイメージがあった
2.どんな女の子が働いているか
次は、ガールズバーという場所でどのような女の子が働いているかを紹介していきます。
まず圧倒的に多いのが、昼職(会社)と掛け持ちの会社員です。
次に多いのが大学生とフリーター、あとはシングルマザーの比率も高かったです。
容姿的には特別可愛いモデル級の子が1割、他は一般レベルの女の子が8割、少しばかり大きかったり少しばかり容姿に劣っていたり…という子が残りの1割を占めていました。
モデル級の可愛さの女の子に固定客がつくのはもちろん、後者の地味目な女の子にも固定客がついていたのが印象的でした。
後ほどその理由を悟ることとなりますが、それについては次項 に記載します。
キャスト同士は基本的に仲良し…と見えて、やはり女職場なのでギスギスするときもありました。
ここでエピソードをひとつ。
スタッフ歴の長い年上のキャストに
私モテないんですよね〜なんでですかね〜、とぼやいたら
「キヌコはお客さんとの会話の中で『でも』とか『だって』みたいな否定しすぎでしょ、そりゃモテんわ」
との的確なアドバイスを貰ったことがあります。
女職場で磨かれきったゆえの直球かつ男心を分かりきっている人からの意見、かなり心に響きました。笑
在籍していた店舗は私服での勤務可能でしたが、あまりにもスポーティであったり、ボーイッシュな服装はNGでした。
私自身を含めたキャストは、各々好きな格好で勤務していました。
ワンピース・ニット・オフショル、ノースリーブ等、一般的な私服…と言ってイメージするものが勤務中の服装です。
特に着飾る必要もないため、わざわざ仕事用に服を買うということはありませんでした。
※あくまで今までの在籍店舗と体入した店舗を見る限りの結果となりますのでご了承ください!
都会とはいえど微妙に繁華街からは逸れたエリアのガールズバーを選んでいたので、都心ではまたキャスト層も変わってくるかと思います。
3.喪女がガールズバーに採用されるの?
…という気持ち、少なからずあると思います。
私もやっぱり同じ気持ちで、初めて面接に行った時は緊張で死にそうになりました。笑
私自身は三件〜四件のガールズバーの面接を受け、ようやく在籍店舗に採用されました。
なぜ何回か落とされていたかというと、単純に週1・2時間シフトで入りたいというのを正直に採用担当に伝えていたからです。
もちろん垢抜けてないとかの理由もあるかと思いますが!笑
確かに店側からしたら、あまり売上に貢献できないスタッフは採りたくないですもんね(;o;)
という訳で、少し条件を見つめなおして「週3・3時間シフトで入りたい」と伝えたところ、あっさりと採用されたのでした。
さて、喪女がガールズバーで働くことに関してですが、何ら問題はありません。
前項で紹介したように、多少容姿に劣るという子も多く見てきましたが、その子たちには愛嬌とお客さんを楽しませる力がありました。
愛嬌とは無縁の私でしたが、面接に笑顔で挑んだことで好印象を与えられたのか、無事採用されその子達の後に続くことができました。
要は生まれ持った容姿やトークスキルではなく、どれだけお客さんを楽しませられるか、楽しませようとできるかが重要となります。
4.入店までの流れ
店舗によって若干異なるとは思いますが、
応募→面接→体入(体験入店)→本採用
という流れのガールズバーが多くを占めています。
面接の上、店舗の採用基準に一致するとその当日もしくは後日、体験入店をする流れとなります。
体験とは言えど、しっかり給料は発生しますのでご安心ください。
この体入がかなり重要で、一度働いてみて合わないなあと思う店舗は結構多いです。
例えば客層であったり、付け回し(ざっくり言うと女の子とお客さんの組み合わせを交代していくこと)のシステムが合わなかったり、雑費として給料から引かれる分が多かったり…
一度体入してみて、だめだと思ったらその時点でその旨を伝えましょう。
店舗は沢山あるので、自分に合うガールズバーがきっと見つかるはずです!
ちなみに、面接の段階で源氏名を決める店舗は多いです。
予め考えておくと当日スムーズですよ:)
私は妹の名前を(勝手に)源氏名として使ってました!
5.客層や仕事内容
客層は、大部分が30代〜50代の男性一人です。
学生のお客さんが友達の付き添いで来たり、飲み会帰りの若手社員が大勢で来たり…ということも多くありました。
仕事としては、基本的には対面(カウンター越し)での会話です。
他には灰皿の交換、おしぼりの提供、チラシ配りなどの雑務などがあります。
例えば3時間の勤務として、2時間半程度はお客さんと話している計算になります。
お客さんですが、何か特別なサービスを提供してもらいたいという気持ちでガールズバーに来る人はまずいません。
勿論若い女の子と仲良くなりたい、という人もいるかとは思いますが、若い女の子とゆったり話したい、癒されたいという人のほうが多いです。
なので、会話さえできればそれだけでキャストとしての仕事が成立するんです。最高!
稀に説教してくるお客さんや付き添いの友達とずっと話しているお客さん、無口なお客さんもいますが、そのうち慣れてきます。笑