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キヌコです。
当記事は、前回の記事「喪女がガールズバーで働いてみた話」の続きです。
彼氏いない歴イコール年齢で男性と喋ったこともなかった喪女が、異性と話す練習したさにガールズバーのキャストに!
詳しくは、上の記事タイトルより前編をご覧ください。
実際に喪女がガールズバーに入ってみて、どうなったのか。
今回の記事では、働いてみた上で感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
喪女がガールズバーで働くメリット
男性と喋れるようになる
異性と喋る練習台としてガールズバーを選んだ私ですが、見事その目標を達成することができました。
入店から3ヶ月程度はお客さんと喋る、というよりは取り繕うという表現が似合っていた私が、4ヶ月目あたりからはお客さんの顔も覚え始め、半年後には周りのキャストと同じ水準でお客さんに接することができるようになったのです。
正直あまりにも普通に話せるようになったため、何故今までの20年間異性と喋ることを避けていたのか、という後悔が生まれたのも事実です。笑
お客さんの大半は常連となるため、そのような顔馴染みの人との会話はもちろん、初対面のお客さんに対しても臨機応変に楽しませることができるようになりました。
今までは勝手に「できない、不潔だからしたくない」と思い込んでどうにか避けていたことが、簡単にできることだったという気付きは、要するに食わず嫌いはするべきではないということにも通じ、その後の人生においてもかなりの糧となりました。
垢抜けた
良くも悪くも【可愛い女を求めてしまうお客さん】と【女の子は可愛くあってこそという意見のキャスト陣】に挟まれます。
そのため、垢抜ける…というよりかは垢抜けざるを得ない状況になります。笑
それこそ初期は似合わない色味のメイクに慣れない髪色と派手な服装を重ね合わせていた田舎っぺ丸出しの私でしたが、勤務する中でメイクやファッションが洗練されていきました。
男性の扱い方を分かってきた
恋愛対象の同年齢とは異なる世代相手の接客となりますが、性別は同じです。
例えば、男性は自分が思っているよりも遥かにナチュラルメイクが好きだとか、繰り返し話す話題について自分から触れてあげると喜ぶ…とか。
ちょっとした仕草や表情も「男はそういうのが弱いんだよな〜」や「その顔やめなー笑」などのリアルタイムの意見を貰えるので、何だかんだ勉強になります。
愛嬌を得た
愛嬌というよりは、入店当初よりかなり表情が柔らかくなりました◎
基本的に楽しんで仕事をしていたので、その相乗効果もあり愛嬌に繋がったという形でしょうか。
以前はポーカーフェイスだった私が、今や一般人レベルの表情バリエーションを持っています。感動で泣けます。笑
所持金が増えた
これは間違いないです。どんなにサボっていた月でも二週間に一度は出勤していたので、2日×3時間(時給1700円)で月10000円程度の安定した収入がありました。
たった10000円、されど10000円です。
一人暮らしにとってはかなり助かります!
友達ができた
暇な時間は女の子と喋ったり、女の子と2人でお客さんについたりということは多いため、少なからずスタッフ陣との交流もあります。
私の場合、辞めた今でも遊んでくれるという女の子が2人できました:)
余談ですが、社会人になると本当に友達できなくないですか!?
それで結構悩んでるところもあったので、この2人は大好きだし大切にします…
初対面の人と話せるようになった
断言しますが、これは確実に身につきます。
今までどれだけ話せなかったんだという話にもなりますが、どんな人相手でも今や普通に会話ができてしまいます。
自分が認められた気がした
元々承認欲求が変な方向に突出している部分がありましたが、それは卑屈な性格でモテないことから来る反動のようなものでした。
それが、ガールズバーで自分のありのままを曝け出して働けたことで
「自分でも一般社会に馴染めるんだ」
という自信に繋がりました。
つまりは、自分が普通の女の子として初めて認められた気がしたのです。
喪女のガールズバー店員、我ながら斬新すぎてコンテンツ力がすごかった自負があります。笑
フットワークが軽くなった
仕事を通じて得たものは
- コミュニケーション能力
- 金の余裕
- 気持ちの余裕
の3点に集約されます。
今までそんなものを感じたこともなかった喪女がそれを手に入れたら…
まあフットワークがかなり軽くなった訳です。
そこで初めたのがマッチングアプリだったので、お察し頂けたらと思います。
尻も軽くなってしまった
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ガールズバーで働くデメリット
疲労がたまる
昼の仕事に加えてさらに仕事をしているわけなので、まあ疲れます!!
話している最中は時間を忘れることもありますが、相性の悪いお客さんが相手だったり店自体が暇でティッシュ配りに駆り出されたりすると…分かりますね?
安い賃貸暮らしでシャワーしか使えず、癒されるものも無いとなると疲労がたまり、後に体調不良として現れます…(;o;)
※昼と夜と主婦を掛け持ちしてるスタッフも何人かいたので、自分自身の体調管理の問題かもしれません?
体重も増えた
ガールズバーに来るお客さんですが、かなり差し入れをしてくれます。
というのも物品ではなく食品(マクドナルド、寿司、ドーナツ、お菓子など)でございまして…
昼職→夕飯→ガールズバーという流れで勤務していましたが、目の前に食べ物があると抗えない人種なのでやはり食べてしまうことが多かったです。
夜の時間帯に食べるお菓子、美味しすぎる問題
恋愛対象外の客に惚れられた
これに関しては一時期本当に病みまくりました。笑
親の年齢よりもさらに上の、わりと不潔なお客さんにガチ恋されてしまい地獄という…
そんな客からの劣情もつゆ知らず、一度だけタダ飯目当てに店外(店の外で会うこと)をしてしまったのですが、それが運の尽きでした。
タクシー内で執拗に体を触られたりホテルに誘われたりと…
そのお客さんたは店内に2人きりになるタイミングがなぜか多く、その都度当時のことをぶり返されるのできついどころじゃありませんでした。
また、同い年のお客さんに好かれるなんてこともありました。
見た目も悪くなかったので喪女的には嬉しいかと思いきや、やはり何もかもがしつこく…
喪女なので、この件もあり好き避けという言葉を知ったのでした。
店を卒業してから気付きました。
リーダーに相談してその客達をNGにすれば良かったのだと。笑
④私生活が乱された
普段、親しい人としかLINEのやり取りをしないという方は多いかと思います。
私もそのタイプというより、もはや会社からしかLINE来ないが?という感じでしたが、店舗のLINEグループが昼夜問わずかなり動くわけです。
さらに、押しに負けてLINEを交換してしまったお客さんからも不定期にLINEが来るわけで…(しかも店外の誘いばかり)
正直全てミュートすればいい話だし私生活が乱される程度ではありませんが、私自身はLINEの通知が常に0の状態でないと落ち着かない人種なので結構困りどころでした。笑
記事の内容
総括
面倒な部分や体調を崩す場面は多々ありましたが、
「初対面」の「男性」と話せるようになったという当初の目標を達成でき、とてもいい経験となりました。
という訳で、今回は
◎喪女や男性経験がないことがコンプレックスな方に
◎副業やバイト、経験のひとつとして
◎ガールズバーをおすすめする理由
を、働くうえでのデメリット面も含めて記事とさせて頂きました。
余談ですが、同じく男性経験の無い同僚(10代)は、出会い目的でガールズバーに入り、無事男を見つけていました。笑