今回は、コミックマーケットの心得を紹介します。
まずは参加する回の公式カタログを熟読し、その補佐として当記事をご活用ください。
この記事の内容
コミケ開催前の心得
サークルチェックは念入りに!
コミケには、1日1万単位のサークルが出展します。
「当日会場で手当たり次第に買おう」と思っていても、欲しいと思った瞬間に完売したり、他のサークルに向かっている間に完売してしまうことも多いです。
そうならないよう、事前に順路や優先度を考えつつ、欲しい本やグッズをリストアップしておきましょう。
買うものリストを作成する際は、サークル名とスペース番号を買う順に並べ、購入品の総計も書いておくとさらに便利ですよ。

カタログをしっかり読もう!
コミケ参加の方法は、変わらないようでいて毎年少しずつ変化しています。
例えば入場方法に関しては、C96からリストバンド型参加証が必要となりました。
「昔参加したからもう感覚だけでコミケに行ける」と思い込まず、参加するたびにカタログを購入・確認してください。
カタログにはサークル配置図のほか、以下のような情報が掲載されています。
- 諸注意
- 入場時の注意
- コミケットのルール
- 待機列・入場方法
- 会場アクセス
持ち物を揃えよう!
コミックマーケットは、他の同人誌即売会とは規模が異なります。
普段の装備に加え、コミケに特化した持ち物も用意するようにしてください。

当日は始発以降の電車で向かおう!
会場には、当日の始発以降の電車で向かうようにしてください。
開催前日に会場周辺で待機する行為は「徹夜組」と呼ばれ、コミックマーケットのルールに違反します。
「自分1人だけならルールを破っても良い」という考えを持っているのであれば、コミックマーケットへの参加資格はありません。
近隣に宿泊しており、徒歩などで来場する場合にも、当日の午前4時半以降に来場するよう定められています。
最寄駅に着く前にトイレを済ませよう!
東京ビッグサイト周辺には駅をはじめとした場所にトイレがありますが、どのトイレも非常に混雑します。
待機列に並んでしまうと、途中で列を抜け出すことはできません(同行者がいる場合を除く)。
出発する前・電車の乗り換え時・最寄り駅に着く前などのタイミングで、トイレを済ませておきましょう。
会場内の心得
他の参加者に気を配ろう!
コミックマーケットは、70万人を超える参加者が押し寄せる中、一人ひとりが他の参加者を考慮することで成り立っています。
例えば…
・会場内でたむろしない(通路を塞がない)
・床に座り込まない
・会場内を無断で撮影しない
・ゴミはゴミ箱に捨てる
・大声を出さない
・邪魔になるものを持ち込まない
・スタッフの指示に従う
・荷物を放置しない
これらのように、必要最低限のマナーをそれぞれ意識し、実行しましょう。
また、当日はコミケ参加者以外にも気を配る必要があります。
例えば…
・駅構内を走らない
・周辺施設で同人誌を広げない
・コスプレで来場・外出しない
・直接救急車を呼ばない
誰かひとりがルールを違反すると、コミケに来る=オタク全体の民度が低いと思われてしまいます。
全員が気持ちよく日常生活を送れるようにしましょう!
こまめに水分補給を!
夏コミはもちろん、冬コミでも水分補給は大切です。
夏場は3本・冬場は2本を目安に、水分を持っていきましょう。
メディカルIDに登録しよう!
iPhoneユーザーの場合、緊急時に備えてメディカルIDを登録しておくと安心です。
メディカルIDは、生年月日やアレルギー、病気、緊急連絡先などの医療情報を登録できる機能です。
一般参加はサークル参加よりも外での待機時間が長く、熱さや寒さで体調を崩す人が続出します。
仮に同行者や知人が会場にいたとしても、自分のアレルギーや病気を知っているとは限りません。
特にコミケ会場は大半の人が匿名を名乗っているため、本名すら確認できないということもありえます。
「もしも」を想定し、身の回りのことや自分の情報を確認できるようにしておきましょう。
参考 iPhoneのヘルスケアAppでメディカルIDを設定する Appleお金は崩して持っていこう!
コミケ当日、サークル参加者は個人で出展しています。
例えば、開場直後に「200円の会計で10000円札を出す」ような行動をしてしまうと、個人の用意した釣り銭ではお釣りをまかないきれないことがあります。
企業ブースであれば高額紙幣にも対応できるかと思いますが、素早く会計をするためにも、なるべく崩したお金を用意していきましょう。
同人アンコウ
コミケ参加後の心得
会場を出たら同人関連のものを隠そう!
コミックマーケット会場を出ると、そこはもう「コミックマーケット」ではない世界です。
コミケの常識が通用するのは会場内だけなので、会場を出たら一般常識を優先する必要があります。
一般的に、同人誌をはじめとした同人文化は、隠れて行うものです。
・同人誌を透明な袋で持ち運ぶ
・帰り道で同人誌を読む
・アフター会場で堂々と萌え語りをする
などの行為は、控えてください。
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