同人イベントへのサークル参加はぼっちでも気楽ですが、売り子を呼ぶとより楽しく効率的に頒布を進められます。
ここでは、売り子の呼び方や当日の動かし方などの、サークル参加者が覚えておきたいことをまとめました。
この記事の内容
売り子を雇うメリットとデメリット
- 頒布スピードの向上
- 話し相手ができる
- スペースが空席にならない
- 雑務を頼める
- 作家本人が誰なのか分かりづらい
- 自分の荷物置き場が減る
- 追加イスが場所を取る
- 期待通りに動いてくれるとは限らない
多少のデメリットはありますが、2名態勢で頒布ができて、話し相手がいるのは心強いことです。
ただし、同人界隈を見ていると、どんなに仲のいい相手を呼んだとしてもトラブルに発展する事例はあります。
信頼の置ける相手を選ぶことはもちろんのこと、動かし方も事前に把握し、当日スムーズに動かせるようにしましょう。
売り子を呼ぶには
①知り合い・身内に依頼する
まずは仲の良い人に、売り子ができないか相談してみましょう。
そのイベントへ一般参加の予定がある人なら売り子を引き受けてくれる可能性が高いですが、無理強いはしないよう気を付けてください。
②SNSで募集をかける
知り合いに声をかけても見つからない場合、Twitterで売り子募集をかけてみましょう。
【条件】
・朝8時に合流出来る
・サークル参加経験がある
・相互フォロワー
・成人済み
新刊1冊とお昼ご飯おごります!
14時には撤退予定なので拘束時間は短いです 😀
気になる方はDMください 😆
「サークル参加の経験者限定」「顔を合わせたことある方限定」など、募集範囲を定めておくとトラブルを回避できます。
一般参加しかしたことのない人やイベント未経験の人は、よほど困っていない限り呼ぶ必要はありません。
同人アンコウ
売り子側に向けた記事もあるので、ぜひ売り子募集にお役立てください。サークル参加をサポートしよう!初心者のための売り子ガイド
売り子選びに大切なこと
同人誌即売会は個人間で金銭のやり取りをする、特殊な場所です。
自分のサークルへの監視は自分以外にないので、防犯意識を持っておく必要があります。
・宅配搬入の荷物を見れば個人情報を読み取れる
・サークル主が不在の間は好きな行動をとれる
(勝手に頒布物を読む、頒布価格を変える、頒布物を増やすなどされても気付けない)
これらのことを、常に頭に置いてください。
信頼の置ける人物を選ぶべき所以は、ここにあります。
当日の流れと動かし方
当日の都合がつかない場合、事前に郵送する手もあります。
頼みたいことがあれば、「○○さん、○○をお願いします」と具体的な指示を出してください。
「◯◯の方向にゴミ箱があるので、ゴミ出しお願いします!」
「◯◯からの荷物を運んできてもらえますか?」
「スペース中央に新刊、右側に既刊を置いてください!」
また、開場までの間に以下のことについて話しておきましょう。
・列ができた場合の対応
・昼ご飯についての相談(どこで何を食べるか)
・トラブルが起こった場合の対処
・取り置きの処理
・欲しい本への対応(いつ買いに行くか)
スペースを離れる際は、何分程度で戻るかを伝えておきましょう。
その際、売り子自身が持ち場を離れる場合の対応(敷き布を掛けてスペースを閉めるなど)についても指示しておくことをおすすめします。
設営時と同様に、具体的な指示を心がけてください。
必要に応じてお礼を渡し、解散します。
売り子へのお礼について
売り子はバイトではなく、好意でしてもらうボランティアなので、以下の3点を謝礼とすれば十分です。
- サークルチケット、通行証
- 追加イス
- 気持ち程度の謝礼(差し入れ、ギフト券、現金など)
イベントは長丁場のため、売り子分の追加イスも用意しておきましょう。
お礼に当日の新刊を渡しても喜ばれますよ!
お礼の参考に

