同人イベントへサークル参加する際、必要となるのがスペース用の敷き布(テーブルクロス)です。
この敷き布はブースクロスやサークル布とも呼ばれ、スペースを彩ると同時に机を保護する役目もあります。
幅90cmというスペースに合ったサイズのものを用意する必要がありますが、意外と街やネットでは見つけられず、購入しづらいのが実のところです。
ここでは、スペース用敷き布のサイズの選び方から購入方法、便利なサービスについてまとめました。
この記事の内容
敷き布の選び方

一般的なイベントでは、会議用机の半分の幅90cm×高さ70cm×奥行45cmが1スペースとして貸し出されます。

そのため、敷き布を購入する際には幅90cm×高さ120cm~130cmサイズを目安として布を選ぶ必要があります。
幅90cmを下回るサイズの敷き布を選ぶと、隙間からテーブル面が見えて見栄えが悪くなり、さらに頒布物を置けるスペースも減少するというデメリットがあります。
一方、幅90cmを超えるサイズの敷き布を選ぶと、万が一スペースのサイズが100cmという場合にも対応できますし、となりのスペースにはみ出した分は内側へ折り込めば良いので簡単です。
幅90cmぴったりの布を購入するに越したことはありませんが、もしぴったりのサイズが見つからないのであれば、大きめのものを選ぶと良いでしょう。
選び方のポイント
一般的に「敷布は無地や暗い色の方が頒布物を見やすくていい」と言われます。
が、中の人の場合はサークルの世界観を表すひとつのアイテムと認識しています。
頒布物の視認性を重視するならそうすべきですが、そうではないのなら、明るめの色や自分好みの柄の布を使って良いと思います。
サークル敷き布はどこで買えるの?
現役の同人作家に、使っている敷き布をどこで買ったかのアンケートをとってみました。
🙋♂️アンケート
現在使っている敷き布(サークル布)は
どこで購入しましたか?選択肢に当てはまらない場合、
リプライ頂ければ幸いです😌❣️— 同人メモ✍️ (@memo_dojin) October 20, 2019
街なかの実店舗、家にあった布、敷き布専門通販という結果になり、通販で購入された方は少数派でした。
ここでは、それぞれの購入方法について紹介していきます。
布や生地の販売店
街なかの布屋をはじめとした店舗で、布を購入できます。
・生地屋
・雑貨屋
・ホームセンター
・手芸用品店
実際に手にとって確認することができますので、とことんお気に入りの敷き布を探したい方におすすめです。
探しているサイズとぴったりのものを見つけるのは難しいため、量り売りで布を販売している布屋があればベストです。
もともと1m×1m(100cm×100cm)で販売されている布も多いですが、布の端を10cmほど折れば敷き布として使用できます。
通販
手触りは実際に確かめることはできませんが、店舗に赴くよりも効率よく探せる点が特徴です。
目的サイズの布を探し当てるのは難しいですが、実際に欲しいサイズを検索ワードに含めるとヒットしやすいです。
それで検索してなおラグやカーペットがヒットすることも多いので、「マルチカバー」や「マルチクロス」などの語句を含めることを推奨します。
一般の通販サイトでサークルクロスに適した布を探しても良いですが、設営に使える布のみを取り扱っている店もあります。
hondel
販売サイト:hondel
敷布工房

販売サイト:敷布工房
敷き布に関する便利なサービス
あの布屋
サークル参加に慣れてきたら、「あの布」の購入も視野に入れてみましょう!
販売サイト:あの布屋
あの布とは同人イベントへのサークル参加に特化したつくりの布で、このような特徴を持っています。
- 後ろに垂らす部分がポケットになっている
- スペース下部に通して布のずれを防止するバンドが付いている
ポケットが付いていることで、グッズ在庫やお札がさっと収納できて便利です。
市販の布と比べると割高ですが、頻繁にサークル参加する方であればその便利さで元が取れるはずです。
サークル参加が一気に効率的になる「あの布」、ぜひご検討ください。
ブースクロス印刷
敷布は、購入するだけでなく、オリジナル絵柄で自作することも可能です。
自分好みの柄を探すよりは最も手っ取り早い方法でもあります。
一次創作で活動する方はサークル名とオリジナルのキャラクター、二次創作で活動する方はサークル名やサークルロゴをデザインしてみてはいかがでしょうか。

まとめ
同人イベントへサークル参加する際に必要となる「敷き布」は、街なかの布屋や通信販売で購入できます。
一般的なイベントでは、幅90cm×高さ70cm×奥行45cmが1スペースとして貸し出されます。
そのため、幅90cm×高さ120cm~130cmサイズを目安として布を選ぶとスムーズです◎
※幅90cm×(高さ65cm+奥行45cm+スペース奥に垂らす部分15cm)
オリジナルの柄を敷き布として印刷する手もあるので、状況に応じて使い分けてみましょう!