同人誌で成功した装丁と失敗した装丁

成功した装丁と失敗した装丁

こんにちは、九十九かなめです。

同人活動を長く続けていると、軽い気持ちで組み合わせた装丁の相性が良かったり、こだわったつもりの装丁に失敗したり…という経験があります。

今回の記事では、著者が同人活動のなかで経験した「成功した装丁と失敗した装丁」を紹介します。

成功した装丁

グレーがかった色味の表紙×ベルベットPP

ベルベットPPはマットPPのような艶消しで、手触りをさらになめらかにしたような素材です。

同人誌の内容はシリアスエロですが、しっとりした内容にしっとりしたPP加工は相性が良すぎました。

表紙を彩度低めで着色し、色味を統一したことも成功した理由の一つです。

蛍光インク×ベルベットPP

上の装丁の応用として、グレーがかった色味の表紙の一部に蛍光インクを使用したところ、さらに完成度の高い同人誌が完成しました。

色味自体も一見マッチしそうにない組み合わせですが、試してみた甲斐がありました。

都合上これ以上の特殊加工はできませんでしたが、ここに銀色の箔押しを足しても相性が良かったかと思います。

マットPPフルカラーカバー×クラフト紙表紙二色刷り

かつて主催したアンソロジーで、このような組み合わせを試しました。

結果的には一般書店で売っていてもおかしくないような、高級感のある仕上がりになりました!

カラフルでマットな手触りのカバーの中にざらざらで二色刷りの表紙が隠れているのは、正反対の性質ながらも上手くマッチしていました。

アンソロジー自体が150Pを超えており、適度な厚みがあったことも装丁が成功した一因と思います。

コストはかかりますが、特別な一冊に試したい装丁です。

正方形裁断×小説本

その本で扱うキャラクター2人が型破りな関係性のため、小説本の常識も破りたいと思い、こんな装丁も試してみました。

文字組はA判やB判のものよりも時間がかかりましたが、そのぶん満足のいく同人誌を発行できました。

失敗した装丁

中綴じ×表紙PPなし

中綴じは無線綴じと比べてホチキスで綴じた部分が浮くため、安定感がありません。

表紙PP加工をせずに中綴じを選択したところ、頒布時にうまく平積みできず、滑り落ちる事態となりました。

普段は新刊ドカ置きタイプの頒布スタイルでしたが、そのときばかりは表紙と裏表紙を交互に置き換え、少部数を置くことしかできませんでした。

PP加工で摩擦力を足していれば、もう少しまともな結果になったのではないかと感じます。

全面黒表紙×表紙PPなし

いつも以上に気合いを入れた同人誌をこの装丁で出しましたが、箱を開けた瞬間から背割れを起こしていました。

単色ベタ塗りの怖さと、PP加工の大切さを思い知りました。

中綴じ×単色印刷クラフト紙表紙

ZINEやリトルプレスのような仕上がりをイメージしてこの仕様にしましたが、結果的には安っぽい仕上がりとなってしまいました。

同人誌自体を角丸にしたり、表紙を二色刷りにしたり、本文のインクの色や用紙を変えればもう少し特別感を出せたのではないかと思います。

クラフト紙は個人的にはお気に入りの紙ですが、会場で見ると「低コスト」な印象を受けてしまうので、使いどころが難しいです。

水彩塗り×ホログラムPP

自分からはまず選ばない組み合わせですが、プリントオンのわくわくドキドキセットを注文したところ、このような仕上がりとなりました。

表紙が型抜き加工されていたりと、普段できない装丁が試せたのでプラマイゼロですが、やはり水彩塗りとギラギラしたホログラムの相性は悪いです。

黒インク×クラフト本文用紙

暗い内容の本をこの装丁で出しましたが、黒ベタ×白文字のモノローグ部分がかなり読みづらくなりました。

クラフト紙がそもそも視認性に欠けているため、クラフト紙を本文に用いる際は普段以上に「見やすさ」を意識する必要があります

  • フォントサイズを大きくする
  • ペンの太さを太くする
  • 背景をしっかり描く
  • 明朝体を太字にする
  • 余白をとる(画面のコントラストを上げる)

次回同じ装丁をする際は、上のような対策をとるつもりです。

(文字だけの味気ない記事ですいませんでした!実家に戻り次第実物写真を追加します!)

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