低用量ピルヤスミンの服用を始めてから、4年が経過しました。
ピルを始めた理由は性行為に安心感が欲しいためで、ヤスミンを選んだ理由は知人からの口コミ(副作用が軽い・安い)でした。
- むくみの解消(何を食べても体重を維持できた)
- 肌荒れの改善(ニキビができなくなった)
- PMSの抑制(少しはあった)
避妊効果以外でもこれらのメリットを実感できており、特にやめる理由もなく4年間続けてきました。
※もともと生理不順や生理痛はないため、それらが改善される効果は実感できていません
が、時の経過とともに職業が会社員から漫画家に変わり、デメリットが目立ち始めました。
そのデメリットとは…
性欲減退(エロい気分になれない)😭
これまでの性欲を100とすると現在の性欲は2で、あまりにも性欲が減っていました。

性欲が創作意欲に直結するタイプなので、性欲がないと筆も進まないという死活問題に…。

調べてみるとヤスミンはピルの第四世代にあたり、その世代は性欲を減退させる副作用が少なからずありました。
- 妊娠願望(まだ)なし
- ピルのメリットは捨てがたい
- だけど性欲減退はどうにかしたい
ということで取った方法が、低用量ピルを第二世代のトリキュラーに切り替えることでした。

第二世代のピルはむしろ性欲を増幅させることもあるらしく、その中でも飲みやすそうなトリキュラー28を選んだ次第です。
ここでは、低用量ピルをトリキュラーに変えてからの身体や心の変化を紹介します。
超低用量ピル(第四世代)から低用量ピル(第二世代)に切り替えた結果

これまで飲んでいたピル:ヤスミン(第4世代)
現在飲んでいるピル:トリキュラー28(第2世代)
ピルの世代ごとの特徴としては、これらのことが挙げられます。
超低用量ピル(最小限のホルモン配合量で製造)・むくみや体重増加が起こりにくい・授乳中や35歳以上でも服用可能・保険適用としてのみ処方
全て3相性・頭痛、むくみ、体重増加などの副作用あり・男性ホルモンが活性化しやすい
ヤスミンからトリキュラー28に切り替えてからの体調や心境の変化を紹介していきます。
①ニキビができやすい体質に戻った

ピル服用前まではかなり肌荒れしやすい体質で、常に5つ以上のニキビがあったと記憶しています。
それがヤスミンを開始したことによりめっきり肌荒れが減り、これまでの肌荒れが嘘のように綺麗な肌を維持できていました。

ニキビは月1個できれば多い方でした!
トリキュラーを切り替えた現在は、明らかに体質が元に戻ってしまいました…。
実際にできたニキビをカウントしたものがこちら。
4週3日目(生理前日):ニキビ1個
4週6日目(生理4日目):ニキビ9個
1週1日目:新規ニキビ2個
服用中はニキビは目立たなかったものの、偽薬期間(休薬期間)になったらいきなりニキビができました。
それ以降はニキビの発生も落ち着いているものの、これからまた一気に増えるときもあるのか…と思うとしんどくなります。
②体重が5kg増えた・太りやすくなった

ヤスミン服用中はどれだけ食べても体重が増えづらく、好きなものを好きなように食べていました。
健康維持にはさほど興味がなく、野菜よりも肉と米を中心に、冬は餅だけ食べて過ごすなんてこともありました。
その習慣を保ったままトリキュラーに切り替え、ひさびさに体重計に乗ってみると…
かつて52kgだった体重は57kgに!

ここ4年は51kg~53kgを保てていたので、ショックが大きすぎました…。
トリキュラーで太りやすくなるというよりかは「体重を維持する効果はない」という表現が近そうです。
本来なら5kg増えていた、という現実を突き付けられたことで食生活を見直すきっかけにもなったので、今のうちに気付けて良かった気もしています。
③PMSは若干感じる程度(従来通り)

私自身生理痛は皆無に近く、生理に伴う気持ちの変化も少ない方だと自負して生きてきました。
それがヤスミン3年目にもなると若干のPMSを感じ始め、ひどいときには命の母ホワイトを飲むようになりました。

「ピルが効かない」というよりは、今までピルで抑えられていたのが「加齢による体調やバランスの変化とともに抑えきれなくなってきた」という気がしてます!
トリキュラーに切り替えてもこちらは変化がなく、PMSを感じるときもあれば感じないときもあります。
今のところは自覚した時点で命の母ホワイトを飲めばなんとかなっているので、今後もそのような付き合い方になっていきそうです。

④切り替えに伴うだるさや不調は特になし

低用量ピルの切り替えを(金銭的な問題で)検討したことは何回かありますが、その度に「身体への負担が大きそう」という勝手な思い込みで延期してきました。
今回ヤスミンからトリキュラーに切り替えてみたところ、想像していたような身体の負担は特にありませんでした。
だるさ、吐き気、頭痛、不正出血
実感するほどに変化があったのは、上で紹介した肌荒れと体重増加のみです。

だるさや頭痛だと対処方法が薬などになりますが、肌荒れと体重はスキンケアや生活習慣の見直しでなんとかできるので、まだ良し(むしろ良し)と捉えてます!
⑤性欲は減退したまま

肝心の性欲については、今のところ全く変化がありません。
ピル使用前の性欲を100とするとヤスミン使用時が2と書きましたが、トリキュラー使用中の現在も依然2です。

もうそもそも性欲自体が減っている可能性もありますが、自分では分かりません…。
ただしヤスミンにしろ、性欲の変化に気付けたのは開始から3年が経過した頃でした。
精神的な効果については長期的に見るべきものな気がするので、焦らずゆっくりピルと付き合っていけたらと思います。
ピルをトリキュラーに切り替えてみて思ったこと

実は低用量ピルのデビュー時、トリキュラーと同じ第二世代の「アンジュ」を処方されました。
しかし飲んでみると、一週目の時点でこのような副作用が現れました。
- 顔と足のむくみ
- 吐き気やだるさ、倦怠感
- ニキビの増加
副作用に耐えられず、ピル歴の長い知人に相談した上で超低用量ピルに切り替えたという過去があります。

顔のむくみは特にひどく、輪郭が1.3倍くらいに広がりました…!
今回ヤスミンからトリキュラーにピルを変えたことで、5年間でピルを2回切り替えたことになります。
ピルの切り替えは身体への負担が大きそうに見えますが、2回切り替えてみても特に反動はありませんでした。
低用量ピルひとつとっても、それぞれにメリットとデメリットがあります。
・美容効果が大きいが不正出血が起こる(第一世代)
・副作用が少ないが男性ホルモンが活性化する(第二世代)
・ニキビや多毛を改善するが血栓症が起きやすい(第三世代)
・最もメリットが多いが性欲が減る(第四世代)
違和感をそのままにすると、その状態があるのが当たり前になり、感覚が麻痺してきます。

気付いた時には手遅れだった…というのが、実際に起きた私の例です(性欲ないの本当に辛いです)。
それぞれの特性をよく知った上で、自分の体質や悩みに合ったピルを選ぶ・切り替えることも大切だと思いました。

ピルの切り替えならオンライン処方が便利です
- 自分の使いたいピルと処方されたピルの特徴が正反対で困る
- ピルの副作用でいろいろと都合が悪い
- 低用量ピルを切り替えたいけど、病院での説明が面倒
このような悩みを抱えていませんか?
医者に相談しても自分の希望するピルが処方されるとは限らず、不満を抱えながら処方されたピルを使ったことがある方も多いと思います。
低用量ピルには多くの種類があり、自分の要望に合致したものもきっと存在します。
が、通っている婦人科やクリニックではそもそもその低用量ピルの取り扱いがあるかも分からない場合が多く、相談してもまた合わないものを処方される…ということも起こり得ます。

行って使ってまた相談して…と考えると、かなり面倒ですよね。
そこでおすすめなのが、ネットで診察からピルの処方までを完結できるオンライン処方!
これらのサービス名に見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
- CLINIC FOR(クリニックフォア)
- スマルナ
- Pills U(ピルユー)
私のおすすめは、CLINIC FOR(クリニックフォア)!
診察の際自分の使いたいピルを伝えれば、希望に沿ったピルの処方を受けることができます。
診察自体も5分の電話で終了し、忙しい学生や社会人にもぴったりのサービスです。
※ただし、診察を受けた上で身体や生活習慣に合わないと判断された場合には別のピルが処方されることもあります
クリニックフォアで処方可能なピルはこちら。
ルナベルULD・フリウェルULD
トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ
マーベロン・ファボワール
ヤーズフレックス
通う必要がないので時間も手間もかからず、診察後は待つだけで自宅にピルが届きます!
伝票は中身がわからない記載に変更することもでき、家族や同居人に内緒でピルを使っている方でも安心です。
- 8種類の低用量ピル・超低用量ピルをラインナップ
- 9時〜20時までの12時間から診察予約が可能
ピルの個人輸入とは異なり、しっかり医師の診察を受けた上での処方となるため、偽物や粗悪品に当たる心配もありません。
実際に使ってみたレポマンガもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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