

こんにちは、エッセイ漫画家&ブロガーのカナメキヌコ(@kinucomoro)です。
低用量ピルの普及に伴い、ピルのオンライン処方サービスが増えてきました。
低用量ピルは、避妊以外にもたくさんのメリットを持ちます。
- ニキビ・多毛などの改善
- PMS・PMDDの改善
- 生理不順の改善
通常、低用量ピルは婦人科を受診した上で処方されるものです。
しかし、定期的な通院がどうしても難しい場合や、親の理解が得られない場合もありますよね。

私もピルを使い始めた当時は19時退社の会社にいたので、通う気力も時間もなく…。
ピルのオンライン処方は、そんなあなたにおすすめのサービス!
どちらも最短翌日にピルが届く点では同じですが、選び方が分からず、踏み切れない方も多いと思います。
そこで今回は、スマルナとクリニックフォア、2つのサービスを比較してみました!
実際に使った感想をもとにしているので、ぜひピルデビューの参考にしてください。
・低用量ピルを再開したい
・クリニックフォアとスマルナのクチコミ・評判が気になる
・ピルの個人輸入に疲れてしまった
【ピルのオンライン処方】スマルナとクリニックフォアを比較!
まずは、ピルのオンライン処方・スマルナとクリニックフォアをざっくり比較してみます。
![]() スマルナ | ![]() クリニックフォア | |
アプリDL | 必要(無料) | 不要 |
診察方法 | アプリでのチャット・ビデオ | 電話・ビデオ・LINEミニアプリ |
到着日 | 最短翌日(即日発送) | 最短翌日(即日発送) |
利用料金 | 月2,980円~ | 月2,783円~ |
配送料 | 1,650円(診察料込) | 550円 |
診察料 | 1,650円(配送料込) | |
(超)低用量ピルの種類 | 9種類 | 8種類 |
支払い方法 | クレカ・NP後払い | クレカ・GMO後払い・代金引換 |
料金や取り扱うピルの種類に大差はなく、目立つのはアプリDLと診療方法程度。
ここからは、診察方法・利用料金・ピルの種類・評判の4つの違いを詳しく見ていきましょう。
①診察方法
まずは診察方法を比較します。

実際に使った感想は、文字を打ち込む手間がない分クリニックフォア(電話)の方が楽!
電話は得意ではないものの、実際の診察と変わらないかと考えたら安心感もありました。
スマルナはアプリ上でのチャット・ビデオ
スマルナはアプリDL・会員登録の上、問診と診察を行います。
診察室は担当医師と2人だけのルームとなり、テキストやビデオで診察が進められます。
診察室内では待機する場合があり、私の場合は5分~10分待機の後に診察開始となりました。
クリニックフォアは電話・ビデオ・LINEミニアプリ
クリニックフォアはサイト上で会員登録・予約を行い、電話やビデオで診察を受けます。
15分刻みで予約することができ、自分の都合のいい時間を選べて便利です。
通話時間は5分程度で、すべての作業にかかる時間は10分程度でした。
電話が苦手な方は、LINEミニアプリで診察を受けることも可能です。
②利用料金(配送料・診察料)
送料・診療代を含めた料金を比べていきます。

ピル自体の料金はそんなに変わりません。
初回だけの価格を見たらスマルナがお得ですが、継続していく場合はクリニックフォアの方がリーズナブルになります。
スマルナ:配送料・診察料込みで1,650円
ピルの料金は月2,980円からで、その他に配送料と診察料を含めた1,650円がかかります。
つまり1ヶ月あたりの最低価格は4,630円となり、2回目以降も同じく4,630円以上の料金がかかる計算となります。
クリニックフォア:送料550円+初回のみ診察料1,650円
ピルの料金は月2,783円+送料550円で、初回のみ診察料1,650円がかかります。
つまり初回の最低価格は4,983円、2回目以降は3,333円からとなります。
③取り扱う低用量ピル・超低用量ピルの種類
取り扱うピルの種類を比べます。
ラベルフィーユ・ファボワール・マーベロン・トリキュラー・アンジュ・フリウェル・ルナベル・ヤーズフレックス
上のピルは、共通して取り扱いがあります。
ピルの種類に強いこだわりがないなら、どちらを選んでも大差はありません。
スマルナ:9種類
- ラベルフィーユ
- ファボワール
- トリキュラー
- アンジュ
- マーベロン
- フリウェル配合錠ULD「あすか」
- ルナベル配合錠ULD
- ヤーズ配合錠
- ヤーズフレックス配合錠
クリニックフォア:8種類
- トリキュラー
- ラベルフィーユ
- アンジュ
- マーベロン
- ファボワール
- ルナベル ULD
- フリウェル ULD
- ヤーズフレックス
④クチコミ・評判
Twitterでそれぞれのクチコミを検索してみました。

どちらにも良い意見もあれば、悪い意見もありました!
サービス選びの参考にしてみてくださいね。
スマルナのクチコミ
クリニックフォアのクチコミ
ピルのオンライン処方のメリットとデメリット

低用量ピルの入手にオンライン処方を選ぶときの、メリットとデメリットを紹介します。
婦人科に行くかオンラインにするか迷っている…という方は参考にしてください。
メリット①自宅にいながら医師による診察が受けられる
産婦人科を受診しようとすると、時間と手間、そして交通費がかかります。
交通費や薬代は必要なものだからいいとしても、距離が遠かったり診療時間が短いと、通うことすら一苦労です。

通ってみると今度は予約が取れなかったり、予定との兼ね合いがあったり…。
オンライン処方なら足を運ぶ手間はなく、自宅や出先にいながら医師の診察を受けることができます。
スマルナならアプリ上の診察室で待機するだけ、クリニックフォアなら15分刻みで予約できることで、受診にかかるストレスを大幅に削減できます。

どちらも体感時間は10分!
実際の産婦人科では通院から帰宅までで1時間はかかるので、だいぶ楽になりました。
メリット②国内承認のピルを入手できる
低用量ピルの入手方法には、婦人科の受診やオンライン処方の他に個人輸入があります。
しかし個人輸入というだけあって、日本では承認されていない低用量ピルが入手できてしまう場合も…。
1シート1,000円程度の安価で輸入できますが、その分リスクが大きいです。
それに対しスマルナとクリニックフォアでは国内承認のピルのみを取り扱っており、安心して使うことができます。
デメリット①価格が高い
それぞれの利用には、高めの料金がかかります。
スマルナ:2,980円+1,650円=最低4,630円
クリニックフォア:2,783円+550円+1,650円=最低4,983円
1ヶ月約5,000円と考えると、出費が気になる方も多いと思います。
しかし、実際に通う時間や診察代、交通費を考えれば妥当な価格とも言えます。
また、そもそも低用量ピル自体にメリットが多いので、照らし合わせて考えれば安いもの(だと思いたい)です。
・避妊
・ニキビ・多毛などの改善
・PMSやPMDDの改善
・生理不順の改善
デメリット②産婦人科での診察内容をカバーできない
低用量ピルの診察から処方までがオンラインで完結するサービスは、とても便利です。
しかし、現実の産婦人科での診察内容まではカバーしきれません。
エコー検査や血液検査、血圧や体重の変化など
ピルのオンライン処方のみで済ませるのではなく、定期的に産婦人科に通うことを心がけましょう!

スマルナもクリニックフォアも、あくまで「ピルの手軽な入手をサポートしてくれるプラットフォーム」です!
この機会に、かかりつけの産婦人科を決めてみてもいいかもしれませんね。
【まとめ】スマルナとクリニックフォア、それぞれがおすすめな人
ピルのオンライン処方は、自宅にいながら医師の診察を受けられ、手軽にピルをはじめることができます。
価格は高く、婦人科の検診内容までカバーできないというデメリットはあるものの、毎回病院に通う手間を解消してくれると思えば便利なものです。
- ピルが気になっているけど、婦人科に通いづらい
- 低用量ピルを再開したい
- ピルの個人輸入に疲れてしまった
このような方は、スマルナやクリニックフォアを使ってみてはいかがでしょうか。
最後に、それぞれのサービスがおすすめな人を紹介します。
スマルナ:手軽にピルデビューしたい人

- 電話よりもチャット派
- 利用者の多い方が安心して使える
- 性に関する不安を相談したい
※チャットでの診察以外に、ビデオでの診察を促される場合もあります
スマルナは、アプリDL数50万を突破したオンライン診察サービスです。
アプリDLの手間はあるものの、チャットやビデオで手軽に診察を受けることができます。
薬剤師に性の悩み(生理・セックスなど)を相談できるコーナーもあり、不安に寄り添ってくれるサービスとなっています。

アプリデザインや梱包がおしゃれで、それだけでもテンションが上がります♡
まずは無料DLと会員登録で、サービスを覗いてみてくださいね。

クリニックフォア:時間をかけずにピルデビューしたい人

- サクッと診察を終わらせたい
- スマートフォンの容量が気になる(アプリを増やしたくない)
- 他のサービスから乗り換えたい
クリニックフォアは、電話でサクッと診察でき「とにかく楽」が特徴のサービスです。

アプリDLの手間がないので、無駄なアプリを増やしたくない人にもおすすめです。

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