こんにちは、エッセイ漫画家&ブロガーのカナメキヌコ(@kinucomoro)です。
低用量ピルは避妊効果を高める他にも、このようなメリットを持ちます。
・生理痛や肌荒れの改善
・月経血量の減少
・婦人病の予防
唯一のデメリットは「血栓症になりやすくなること」ですが、4年間服用してみると、新たなデメリットが分かってきました。
それは、性欲への影響…!
私の場合、性欲が半分以下に減少し、考え方に大きな悪影響がありました。
キヌコ
性欲を創作の原動力にしていたからこそのデメリットですが、オタク卒業後にオタクに戻りきれない理由もここにありました。
ここでは、低用量ピルによる性欲減退の実例をマンガで紹介します。
・低用量ピルを始めるか迷っている人
・ピルの服用をやめたあとの生活に不安がある人
【エッセイ漫画】低用量ピルで性欲がなくなった話
低用量ピルは便利、だけど性欲が原動力だとキツい
私の場合、中学生~成人までの10年弱をオタクとして過ごしてきました。
好きな作品の二次創作を日常的に行い、16Pの同人誌を1年に10冊ほど出していました。
性欲は人並み以上にあったものの、特に性欲過多の自覚も罪悪感もありませんでした。
それが今では性欲がほぼなくなり、オタクとしての活動は一切していません。
いわゆるオタクEDの状態です。
萌える対象がいなければ作品自体を深堀りする気にもお金を落とす気にもならず、「課金せず、見るだけの消費者」になってしまった自分に嫌気が差します。
キヌコ
最低限の性欲はあり時にはムラムラすることもありますが、当時のような慢性的な性欲は感じません。
同棲中の恋人との関係については「セックスにはこちらからの性欲は関係ない」ため影響はありません(乗り気でないのにするのも辛いですが)。
- 良い消費者に戻れない
- 「マンガを描きたい」だけの意思があって行動に移せない
自分の意に反するこの2つが、ただただ辛いです。
低用量ピルで性欲が変化する理由と対処法
低用量ピルには、4つの世代があります。
このうち第三世代は男性ホルモンの抑制効果が高いため、性欲の減退が起こるそうです。
男性ホルモンへの影響を一覧にすると、こんな感じ。
第一世代 | 第二世代 | 第三世代 | 第四世代 | |
男性ホルモンへの影響 | 不明 | 活性化 | 抑制 | 不明 |
メリット | 不明 | 性欲増幅 | にきび・多毛の改善 | 不明 |
デメリット | 不明 | にきび・多毛 | 性欲減退 | 不明 |
※いずれも個人差は大きいです
キヌコ
第三世代までの低用量ピルは男性ホルモンをベースとして製造されていましたが、第四世代では利尿ホルモンが主要ホルモンとして配合されています。
しかし、第四世代は保険適用としてのみ処方されているため、避妊を目的とした処方は受けることができません。
まとめ
- 第三世代のピルは性欲を抑制する効果が高い
- 性欲減退に悩んでいる場合、第一世代・第二世代のピルがおすすめ
- 男性ホルモンを活性化してもデメリット(にきびや多毛)は起こる
低用量ピルによる性欲の減退に悩んでいる場合、医者への相談とともに第三世代以外へのピルの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
スマルナとクリニックフォア、どっちがいい?低用量ピルのオンライン処方比較
キヌコ
本当に個人差が大きいので、いろいろな選択肢を知るのも大事です!
あわせて読みたい、フェムテック関連記事


