キヌコです。
先日紹介した上司がうざいから会社辞めたい。勤続3年目の女がその対処法を伝授。のように、合わない人種が多く存在する職場で3年間鍛えられた女です。
合わない人種に対しては、その人を反面教師とすることで自分の魅力を上げることが対処法だとお伝えしました。
今回は、私が実際に遭遇してきた相性の悪い仕事仲間から、何を学んだかを一挙紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
・新卒入社前だけど予めどのような社会人がいるか知っておきたい方
・うざい仕事仲間の対処法を知りたい方
・自分の弱点や嫌だと自覚している点を他人はどう捉えているか知りたい方
パターンA:一般常識がない
敬語が使えない
事例・年下の同僚に対してタメ語で話す人/年上の他店舗のスタッフに対してタメ語を使う人
私の勤める会社は、社長からバイトまで全ての立場の人がお互いに敬語を使うよう定められています。
が、一番下の立場のバイトに限って敬語が使えません。
本当に5回注意しても、なおりません。
とうとう上司に相談し、該当のバイトがこれからも敬語を使えないようであれば解雇する流れとなりました。
対処法・社風を守れていないことを注意する。
それでも駄目だったとき・会社からの制裁を待つ。
ビジネススキルがない
事例・社内報告書に口語を用いる人
自分よりもスキルが低いのに同じ給料を貰ってると思うとイラつくやつです。社会人あるある。
報告書の自己評価欄に「ちゃんとやりました。」の一文が存在したときの驚き。
対処法・見ないふりをする。
パターンB:仕事ができない
電話応対ができない
事例・電話を取っても対応できない人/電話をかけられない人
20代に特に多いですね。
私自身、入社当時は電話に苦手意識があったため気持ちは分かりますが、
迅速に連絡ができないことは仕事をしていないことと変わりありません。
対処法・手本を見せ、電話応対の基礎を教える。
それでも駄目だったとき・積極的に電話応対をさせる。
判断が遅い
事例・問いかけに対し言葉を濁してすぐに結論を出せない人
悩んだ末に曖昧な回答をしてくる人、いますよね。
このような人に対しては、自分から回答例を示すことで対応できます。
「お昼ごはん何がいいですか?」ではなく、「米とパンどちらがいいですか?」といった形ですね。
対処法・自分から2つ以上の答えを提示して選ばせる。
物を増やす
事例・共用部分に無駄なもの(メモ帳で作ったオブジェ等)を増やす人
自分のデスクではなく、あえて共用部や部外者から見える部分に物を増やす人。
気にしなければいい話ではありますが、気になるときは気になります。
大方が無断且つ良かれと思ってやっていることなので、上の人に確認は取ったかを問うことで自らの行いに気付かせることができます。
対処法・気にしないことに徹する。
それでも駄目だったとき・店舗管理者の許可は取っているかを聞く。
パターンC:とにかく鬱陶しい
語彙力の欠乏
事例・例えばの話が分かりづらすぎる人
おそらく本人はウケ狙いなところがしんどいポイントです。
これに反応してしまうとずっとその話し方が定着してしまうので、早めに芽を摘むのが吉です。
対処法・何も反応しない。
それでも駄目だったとき・無反応を貫く。
他人の声真似
事例・家族や友人など、関わりのない人間の声真似をする人
他人の声真似。多少ならいいですが、毎日されるとストレスです。
あなたの身内の真似をされたところで、その身内を知らないので何も面白くありません。
対処法・何も反応しない。
それでも駄目だったとき・無反応を貫く。
知識の披露
事例・雑学や過去の経験などを、延々とひけらかしてくる人
ミーティングしているはずが相手の知識自慢になっていた。
話しているはずが相手の過去自慢になっていた。
自分の人生に役立つことならいいですが、持ってもいない趣味の知恵を披露されても困ります。
事あるごとに「昔いたキャバクラでこの仕事したことある!」とか叫ぶ人もいますね。
対処法・他の作業に取り掛かり、話す隙を与えない。
それでも駄目だったとき・「今ちょっと他の作業してるのであとでお願いします!」
専門用語の多用
事例・「ガノタ」「~は正義」「草」など、一部の人しか分からない用語を交えて会話をする人
相手のレベルに合わせて会話をしてほしいものです。
自分自身は過去に同じ世界にいたので通じてしまうのが癪ですが、他人との会話でこのような専門語を多用していると
「そんな単語相手は知らないし実際話通じてないでしょ」と思ってしまいます。
前述の知識自慢にも通ずるものがあり、たちが悪いです。
対処法・「それってどういうことですか?」と質問する。
それでも駄目だったとき・「私にも分かるように話してもらえると嬉しいです!」
悲劇のヒロインぶる
事例・トラブル発生後、原因となった本人からの「私なんか」「どうせ」の頻発。
業務開始1時間後に怒られて、その後7時間延々とうじうじする人。
周りの人は(また始まったよ…)(また慰め続けなきゃならないのか…)としか思っていません。
現場の士気も下がるのでやめてほしいものです。
嫌なのが、変に励まして「励まされ癖」がついてしまう場合です。
癖が付いてしまった人は今後も同じことを繰り返しますので、早めに芽を摘むのが◎です。
対処法・一度だけ励ます。
それでも駄目だったとき・「もう済んだ話だから気にしないでいいと思いますよ!」
お節介
事例・ダイエット中の一人暮らしに対してなまものを押し付ける人/餌付けと称して食品やお土産を与えてくる人
対処法・断る。
それでも駄目だったとき・「気持ちはありがたいんですが、本当に消費しきれないので要らないです!」
パターンD:注意しづらいことだけど
臭い
事例・柔軟剤の濃厚な匂いが不快な人
スメルハラスメントという単語がありますが、隣の席のスタッフがそれに該当しました。
濃すぎる柔軟剤や香水の匂いは本当にきついです。
本人には自覚などあるわけないので気づかせるしかないのがきついです。
対処法・マスクをする。
それでも駄目だったとき・「すいません、ちょっとだけ香水きついので薄めて貰えると助かります!」
なお、挙げた例ですが、いずれも年上部下の言動です。
つらい職場です。笑
反面教師から学んだこと
職場の相性の悪い人間から私が学んだこと。
・一般常識の大切さ。
・挑戦を恐れているうちは仕事できない。
・優柔不断は時間の無駄。
・良かれと思ってやっていることは誰かの迷惑になっているかも。
・あらゆるシーンでも状況を的確に表せるくらいの語彙力は必要。
・身内の声真似は他人には伝わらない。
・自分語りは就業時間外に。
・説明時には正規表現を用いる。
・自虐は誰も幸せにしない。
・過剰なお節介は迷惑。
・香りづけはほどほどに。
総括
今回、職場の相性の悪い人間に対しなるべく波風を立てずに対処する自分なりの方法を紹介しました。
むかつく人間・うざい人間に対し、周りはどのように見ているか・自分はどう思ったかを見直すことで、自分の人格形成の糧にもなります。
「明日は我が身」という言葉もありますが、反面教師として捉えることを意識し続ければ、自分が嫌う人間にはなりません。
仕事ができない人間がいたら「うざい」と思うだけではなく「自分は仕事をできるようになろう」
鬱陶しい人間がいたら「うるさい」と思うだけではなく「自分は頼れて穏やかな先輩になろう」
と、考え方を変えていけるといいですね!
人間関係に困っている人の気休めとなれば幸いです。
お読み頂きありがとうございました!