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22年来の喪女から卒業して感じた、脱喪することの弊害

脱喪の弊害

こんにちは、エッセイ漫画家&ブロガーのカナメキヌコ(@kinucomoro)です。

私は22年来の喪女を経て、今では彼氏と同棲しています。

努力の果てにようやく脱喪できて幸せを得ましたが、脱喪したことで悪い方向へ変わったこともいくつかありました。

ここでは私の感じた脱喪の弊害と、現時点で分かっている対策方法を紹介します。

初めて彼氏ができそう、というタイミングで見てもらえれば参考になりやすいと思います。

脱喪の弊害

友達を失う


類は友を呼ぶと言いますが私の場合はまさにそうで、友人の大半は喪女もしくはアセクシャルでした。

必死に恋活をしていた頃から「変わっちゃったね」といった声を受けていたものの、脱喪してからは友達からの連絡自体が減りました。

巷では恋人が出来ると友達が2人減るなんて囁かれていますが、一般人で友達が2人減るのなら、喪女なら友達は4人減ります

「引いた」などと決定的なことを言われるのでもなく、ただ疎遠になっていくのが辛いところです…。

周りに同じ状況の友人が多い方は要注意です。

また、リアルの友人はもちろん、SNSの趣味アカウントでも同じことが起こり得ますので、こちらも頭に入れておいてください。

対策:語れる場所を他に作る

かつては友達と会えば趣味の話をしていましたが、恋にかまけてからは恋愛の話が大半を占めていました。

喪女・アセクの友人達に恋愛話をしたら、そりゃ煙たがられます…。

対策としては、恋愛について語れる場所を他に作り、友人に見せないことに尽きます。

例えば
・Twitterで惚気垢や恋愛垢を作る
・惚気用のブログを作る
・Instagramでエッセイとして公開する

恋愛経験のある人は恋愛トークもさっぱりしていますが、喪女あがりだと熱が入って濃ゆい話題になってしまう(マウンティングのようになってしまう)のも、友達を失う一員でした。

一人の時間が減る


彼氏ができると、LINEでやり取りする頻度が増えます。

(というより、いい雰囲気になった時点でLINEは増えています。)

休日にはデートの予定が入り、夜にお泊りなんてことも多くあります。

こうして、今まで一人で過ごしていた時間はどんどん削られていきます。

対策:構うタイミングを決める

「LINEが来たらすぐに返そう」と思っていると、いずれ自分の首を絞めることとなります。

仕事中や集中したいときはスマートフォンの通知をオフにして、自分の時間を確保しましょう。

もしくは、少し時間を置いてから返信する癖をつけておけばOKです。

付き合う前は「早く返信しないと離れていってしまう」という不安もありますが、付き合ってしまえば離れる心配はありません。

逆に、自分の時間を犠牲にして構い続けると、お互いを束縛することとなり、面倒な関係になっていきます。

共依存、創作のテーマとしては最高ですが現実で起こすものではないです…。

趣味がおざなりになる


「恋は盲目」という言葉がありますが、これは喪女あがりには深刻な問題です。

私を含めた周りの喪女あがりは、半数がオタク離れをしています。

趣味がおざなりになる程度ならまだ良いですが、私の場合は趣味=恋愛と成り果てました。

これまで熱中してきた趣味への思いが恋愛で上書きされ、趣味のない社会人になりました。

今まで見下してきたはずの恋愛脳に、自分がなってしまったと気付いたときの絶望感はすごかったです…。

片手間で恋愛を楽しめるなら趣味を楽しむ余裕もあります。

しかし、喪女あがりだとどうしても恋愛に全力になってしまい、趣味へかける情熱が失われていきます。

喪女がコンプレックス&恋愛に憧れていればいるほどこうなりがちなので、気をつけてください。

対策:無理やり趣味に戻ろうとしない

これに関しては、無理やり趣味に触れたところで解決するものではありません。

楽しめないのに触れ続けると、趣味に戻れない自分に嫌気が差して飽きてしまいます。

他の趣味を探して時間をつぶすか、大人しく恋愛を楽しむ方が得策です。

恋愛が落ち着いた頃になってようやく、趣味への興味を取り戻せます。

(私は彼氏ができて1年半経ちますが、未だに自分のジャンルに戻れてません…)

悪い意味で女らしくなる

脱喪するともちろん良い意味でも女らしくなりますが、悪い意味でも女らしくなっていきます。

例えば
・苛立ちやすくなる
・泣きやすくなる
・攻撃的になる
・すぐ不機嫌になる

私自身はもともと友人と喧嘩もしたことがないような人間ですが、彼氏ができてからは事ある毎に不機嫌になり、それを指摘される度に泣いています。

好きでやっている訳でも彼氏に構ってほしいからする訳でもなく、「彼氏がいる自分」に甘んじてとっている行動な気がします。

とにかく自分がめんどくさくなるので、それに気付く度に自己嫌悪に苛まれます。

出会いの場へ行けなくなる

彼氏ができると、相席居酒屋や街コンへの参加はもちろん、男性とサシ飲みをすることもできなくなります。

まあ当たり前のことではありますが、恋活に励んできた身からすると、若干恋しさがあります。笑

このほか、出会いの場の側面を持つクラブ、バーにも行きづらくなります。

付き合う男性によっては、ガールズバーやキャバクラで働くことも制限される可能性があります。

脱喪すると生活が一変する

喪女を卒業したら一気に見える世界が変わり、価値観も変わりました。

全て良い方向に変わるならいいものの、自分の面倒さや女らしさが際立つことは自己嫌悪に繋がります。

一人の時間が減り、趣味を楽しめなくなるのもやはり悪い方向への変化です。

ただ、変化することを事前に知っていれば、いざ脱喪できたときにも対策を取れ、安心して恋愛を楽しめます

いつか脱喪できたときには、この記事を思い出してみてください。

なお、私が脱喪までに経験した全てのことと垢抜けのためにしたことは、以下の記事にまとめています。

こちらも併せて見てもらえると嬉しいです!

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