小部数・コピー本だからこそこだわれる!袋とじやおまけ等の新刊工夫アイデア帖【中級者向け】

小部数・コピー本だからこそこだわれる!袋とじやおまけ等の新刊工夫アイデア帖【中級者向け】

こんにちは、kanamego(@MEGOPRESS)です。

次のイベント合わせの新刊は、どんな同人誌を予定していますか?

もしコピー本の発行を予定されているのなら、一手間加えてより良い新刊を作ってみませんか。

今回は、自身の同人活動のなかで試してみて面白かった、コピー本工夫アイデアを紹介します!

是非、コピー本・突発本・折り本やノベルティなどの手製本にお役立てください。

なお、紹介するアイデア内では、「普段とは異なる順の面付けで原稿を作る」等の原稿作成経験を前提とした部分もあるため、同人活動暦がほどほどにある中級者向けとしています。

新刊装丁工夫アイデア

複数種類の本文用紙を用いる

【方法】
本文原稿をクラフト紙、上質紙、コピー紙などの複数種類に印刷し、製本する

表紙と本文で異なる用紙を用いる…のではなく、本文自体の紙に異なる種類の紙を使ってしまおう!というのが、このアイデアです。

以前オムニバスを企画した際にこの手法をとりましたが、かなり好評でした。

1ページごとに用紙を変えるのではなく、2~10ページなどのブロックごとに用紙を変えるのがコツです。
週間少年ジャンプなどの少年漫画誌をイメージすると分かりやすいです。

用紙種類ごとに印刷所やプリンターを変えたり、一部だけ印刷色を変えてみるのもまた一興です。

手間はかかりますが、仕上がりの完成度と面白さは抜群で、心に残る一冊が出来上がります。

切り取り付録を付ける

【方法】
巻末や巻頭ページに、切り取って使えるメモやしおりを掲載する

装丁アイデアとは異なりますが、個人的にはかなり好きなので紹介します。

巻末付録を付けるというだけのことですし、実際に切り取って使ってくれる方は少ないかと思いますが、本当に好きです。笑
なぜか分かりませんが童心に返るというか…(?)

同人活動初期に発行した本に、ぬりえページを設けていたのを思い出しました。

シール等のおまけを挟み込む

【方法】
印刷済みの紙ものおまけを封入する

例えばシールシート、ポストカード、ステッカー、カード。
これらの紙ものを、新刊の中に挟みこむだけでも印象に残る本作りができます。

カードひとつをとっても、イラストカードや図書館貸し出しカード、名刺などのアレンジができます。

市販書籍の中に封入してある、アンケート用紙や新刊案内チラシを模したものを作ってみても面白いかもしれませんね。

気力がある方はコピー本の中にさらに折り本を付ける、という高等テクニックも是非お試しください。

私の場合、作中で出てきた手紙の実物を用意して最終ページに挟み込む、という手法の同人誌の発行経験があります。

この他にも…

これらのアイデアの他にも、まだまだ工夫できる部分はあります!

・角を丸くする(角丸加工)
・帯を巻く
・ブックカバーを巻く
・直筆で表紙や本文の一部に色を塗る
・貼ってはがせるシールで着せ替えページを作る

役立ちそうな商品へのリンクも掲載しますので、是非自分の本に合った加工を思い浮かべてみてください◎

▼角丸パンチ

▼トレーシングペーパー

▼光沢紙シール用紙

【平綴じ本限定】新刊装丁工夫アイデア

ここでは、平綴じ本に限定し、工夫アイデアを紹介します。

努力次第では中綴じ本にも代用できる場合がありますが、技術を要するという点で平綴じ限定としています。

別紙印刷の口絵を入れる

【方法】
口絵を別紙で印刷し、表紙・本文と共に綴じる

本文の前に入れる写真・図版などのページを口絵と呼びます。
いわゆるカラー印刷の扉絵ですね。

この口絵だって、コピー本に挟み込めます!

新刊サイズと同じサイズの扉絵はもちろん、少し小さめのサイズで印刷してみてもいいですし、倍のサイズで印刷したものを折り込んでポスター付録風にしてみてもいいですね。

袋とじ部分を作る

【方法】
原稿を用意し、袋とじ用に原稿を面付けして印刷後、折った状態で製本

袋とじ部分のある本の何がいいかというと、切り取る楽しさがあることです。

雑誌付録などで袋とじをよく見かけますが、はさみを入れる瞬間はやはり高揚感があります。

袋とじ原稿の作成について、詳しくはこちらの講座をご参照ください。

なんちゃって袋綴じ本の作り方

新刊頒布アイデア

ここまでコピー本自体の装丁アイデアについて紹介してきましたが、ここでは頒布方法についてのアイデアを紹介します。

新刊セットを作る

新刊とポストカードやシール、しおりなどをクリアパックなどのOPP袋に封入し、セットとして頒布する…という手法が、大好きです。

新刊と紙ものだけでなく、缶バッジやアクリルキーホルダーなどのグッズを入れても勿論問題ありません。

立体物を入れるとかさばるため、頒布時のレイアウトが難しくなりますのでその点のみご注意ください。

クリアパックは新刊よりも一回り大きなサイズを選び、パッケージを作成すると完成度が上がります。

例えばA5判の同人誌の場合、B5サイズ程度のOPP袋が適しています。

私の場合、高校生時代に新刊と消しゴム、シールとペーパーを封入したセットを頒布した覚えがあります。

消しゴムは作りたかったので作りましたが、今思うと「なんでいきなり消しゴム?」という疑問が生じます。笑

幼少期に少女漫画誌を読んでいた方は多いと思いますが、全ての紙もの付録がひとつの袋にまとまって付いてきましたよね。
テンション的には、あれと同じです。

封筒に入れる

ミステリアスな雰囲気の同人誌におすすめなのが、封筒に入れて頒布する方法です。

A5判など、新刊のサイズに合った封筒を購入し、そこに新刊を入れて頒布します。

封筒はタグを付ける、リボンをかけるなどのアレンジができますので、意外と殺風景にならないのがいいところです。

窓付き封筒を使って表紙の一部が見えるようにしてみたり、手紙がテーマの本であれば封筒に宛先を印字したデザインにしてみたり、というアレンジもでき、楽しいです。

私の場合、先述のオムニバス本を黒封筒に入れ、タイトルを書き込んだタグ風シールを貼って頒布しました。

あとがき

以上、新刊工夫アイデアと新刊頒布アイデアの紹介でした。

オンデマンドやオフセットで印刷するのもいいですが、小部数発行のコピー本だからこそこだわれるという部分は多くあります。

是非、新刊のテーマや雰囲気に沿った工夫をしてみてください◎

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